給食食材の「鮭」と「里芋」の測定をしました。

12月5日の給食献立「鮭の塩焼き」と

「里芋の味噌汁」に使われた

「鮭(北海道産)」と

「里芋(和光市産)」の測定をしました。

 

「鮭(北海道産)測定結果
セシウム137 検出限界値:3.81Bq/Kg
       放射能濃度:3.46Bq/Kg
セシウム134 検出限界値:3.17Bq/Kg
       放射能濃度:1.42Ba/Kg
 
セシウムが検出されています。
今回の給食では、「三陸産」の鮭が
使われている学校もあります。
 
当初は、より福島原発に近い
三陸産のものを測定しようと
していましたが、
納入している業者さんから、
お断りをされました。
 
業者さんにとっては、測定すると
「放射性物質が検出されるとマズイ。」と
いうことなのでしょう。
 
一方では、快く測定に必要な食材を
分けてくださる業者さんもあります。
 
市の教育委員会が窓口になるのではなく、
私たち保護者が交渉していることに
違和感を感じる業者さんもいることでしょう。
 
現在対応してくださっている
業者さんは、本当にありがたいです。
 
続いて「里芋(和光市産)」の結果です。
セシウム137 検出限界値:4.24Bq/Kg
       放射能濃度:限界値以下
セシウム134 検出限界値:3.53Bq/Kg
       放射能濃度:1.39Ba/Kg

上の写真は、測定前の里芋です。

毎回このように、フードプロセッサで

砕いたものを1キロ分

準備して持っていきます。

 

出来るだけ水分を飛ばして

測定した方が正確な測定値が出る

ということで、豚レバーの時は、

測定仲間が3時間もフライパンで

炒ってくれました。

(* 測定器がシンチレーションであり、

測定時間も2,000秒と短いので、

検出限界値を下げるように、

食材をフードプロセッサーにかけるなどの

工夫をしています。レバーについても水分を

飛ばし密度を高めるため、また、食する状態に

づけるため乾煎りをしてから測定しました。)


子どもたちを少しでも守りたくて

地味に、測定を続けてます。

 

皆さんも関心を持ってくれると

ありがたいです!!

 

 

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コメント: 1
  • #1

    えり (土曜日, 20 12月 2014 15:16)

    「3時間もフライパンで炒った」測定仲間です。
    測定会社が使っているような精度の高い測定器だったり
    測定時間がもっと長ければいいのですが
    あくまで簡易測定なので測定時間も短い。
    それを補うための「水分をとばす」作業です。
    誤解の無いように付け加えますと、
    焦げ付かないように小分けにして
    じっくり火を通したための3時間です。
    (業者さんから分けていただいた豚レバーは
    プリップリの超新鮮なものでした。)
    測定用に水分を飛ばしたレバーは
    子供たちが食べた「豚レバーの甘辛揚げ」と
    水分量は大差ないと思います。