常磐自動車道開通

2015年3月1日から常磐自動車道が開通しましたね。
一部地点は、まだ、ものすごい高線量です。

にもかかわらず、経済優先で、

ここを誰もが通れると許可を出す行政。

信じられない思いです。


放射能って埃のようなものですよね。

通行するだけで、各地に放射能が拡散されることは、

必至だと思うのですが・・・。


常磐道は、和光市とも直接つながっています。

これから、どれくらいの時間をかけて、

どれくらいの影響が出てくるのか、

注視していく必要があると思います。

(以下引用)

http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/27/jobando-opening-disaster-area_n_6773758.html

常磐自動車道、福島県内が3月1日開通 一部は未だ高線量

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東京電力福島第一原発事故の影響で整備が遅れていた、常磐自動車道の福島県内の一部区間が3月1日に開通する。首都圏と被災地が太平洋沿岸ルートでも一本に結ばれることになる。被災地からは観光振興面で期待の声が上がるが、放射線量が高い地点も残るため、効果は見通せない。

開通するのは、常磐富岡(福島県富岡町)―浪江(同県浪江町)の両インターチェンジ(IC)間の14・3キロ。すべて避難指示区域内で、うち約8キロは放射線量が高く、住民が当面帰れない帰還困難区域だ。第一原発からは最も近くて約6キロの場所を通る。

東日本高速道路は2014年度中の全線開通を目指していたが、原発事故で工事が中断。全線開通は15年夏に延期された。「復興の象徴」とする安倍晋三首相は14年3月、全線開通を15年のゴールデンウィーク前まで前倒しすると表明。「東北の被災地を多くの観光客が訪れるようにしたい」と語った。14年12月には、さらに2カ月早めた。

開通が2日後に迫った27日、太田昭宏国土交通相は閣議後会見で「企業立地の加速、観光・交流の促進に期待している」と語った。

■地元は歓迎、「震災の記憶を継承したい」

武者の乗った騎馬が市街地を練り歩く伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」で知られる福島県南相馬市。昨年、野馬追に訪れた客は震災前年の9割にとどまった。市内の避難先から毎年参加するトラック運転手酒本新さん(30)は「首都圏から移動が楽になり、野馬追に来る客も増えるに違いない」と喜ぶ。

(朝日新聞デジタル 2015年2月27日22時01分)