給食食材「かつお」「いわし」を測定しました。

給食食材2品目の

放射性物質測定を実施しました。

 

■1品目

5月13日の給食献立

「かつおの味噌がらめ」の

「かつお(静岡産)」

 

セシウム137 検出限界値:3.82Bq/Kg
       放射能濃度:限界値以下
セシウム134 検出限界値:3.18Bq/Kg
       放射能濃度:2.01Bq/Kg

 

 

 


■2品目

5月15日の給食献立

「いわしと大豆のかりかり揚げ」の

「まいわし(千葉産)」です。

 

セシウム137 検出限界値:3.69Bq/Kg
       放射能濃度:限界値以下
セシウム134 検出限界値:3.07Bq/Kg
       放射能濃度:1.07Bq/Kg

 

どちらも、セシウム134のみが

検出限界値以下で出ています。


福島原発由来のセシウムは、
セシウム134が出た場合は、
必ずセシウム137も合わせて出ます。

半減期も、
セシウム137:約30年
セシウム134:約2年 ということで、

測定したものにセシウムが含まれている場合は
セシウム137の方が多く検出されます。

セシウム134のみが検出されるということは
理論上ありえないことから、上記結果は
「誤検出」という判断になるかと思います。

測定に使っている市役所の測定器は
「シンチレーション式」ですので、
このような特性があるそうです。

より検出限界値も低く測定できる
「ゲルマニウム測定機」で測定できれば
いいのですが…。

また、今まで勢力的に活動を
してくれていたメンバーの一人が、
ご主人の転勤で
関西に引越しをされました。

活動を継続していくのが
より大変な状況となっておりますが、
今回は別の二人のメンバーが、
食材を小学校まで
取りに行ってくれました。

食材の単品検査は、メンバーの
協力がなくては続けられません。

小・中学校のお子さんをお持ちの方で
ご協力いただける方がいらっしゃいましたら
ご連絡をお待ちしております。

コメントを入れて頂くか、
メールからよろしくお願い致します。

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コメント: 1
  • #1

    えり (金曜日, 22 5月 2015 01:13)

    いつも分かりやすい説明をありがとうございます。
    今、関東のお魚を給食に出す理由はなんなのでしょう?
    食育?地産地消?お魚も出さないとバランスが悪いから?
    放射能への恐れは明らかに風化していますが
    眼に見えないけれど放射性物質は明らかに濃縮・拡散しているはずなのに。