11月に和光市に提出した要望書に対する回答を
得ましたのでご報告致します。
【1】小中学校児童生徒が学校給食で摂取した
放射性物質の総量とそれに対する市の見解
平成24年1月11日から平成28年11月11日分
までの内部被ばく量の累積(サンプリング数値)
小学校:0.009831mSV
中学校:0.01480mSV
自然放射線被ばくの世界平均2.4mSV
胸部X線の被ばく量0.05mSV と比較しても
極めて影響が少ないと考える。
→内部被ばくと外部被ばくを混同している見解です。
【2】給食食材産地の事前公開について
現在は学校HPや給食だより等で事後公表を行っている。
事前の公表については、特に成果物が予定していた
産地が変更になることがあるので、今後も出来るだけ
確定した情報を伝えていきたい。
【3】校庭の放射線汚染土壌を除染した埋没情報の継承について
平成23年11月に市内小・中学校のうち4校の校庭で
放射性物質の除染を実施。
結果は市のHPに掲載している。 http://www.city.wako.lg.jp/home/kurashi/bousai/hisaitihousyasen/_10958/_11026.html
除染完了後、市環境課から各校には書面で結果を通知した。
その後、校長が退職・転出等で移動した際は、学校教育課から
情報を伝達している。
以上が市の回答をまとめたものです。
詳細については、下記の市からの回答書
「和秘96号」PDFをご覧ください。
「原発といのちを考える会WAN」としましては、
内部被ばくと外部被ばくによる被ばく線量を比較し
その安全性を論証するなど、科学的に誤りがある
ことから、その旨を「和秘第96号回答に対する
ご確認について」の書面にて再提出しました。
またそれと同時に、市長・教育長との面会を
要請致しました。
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