昨年末からの和光市との書面でのやりとりをふまえ
「原発といのちを考える会WAN」では、
市長・教育長らとの面談を要望し、
2月3日に実施されましたのでご報告致します。
内容については以下のとおりです。
1.これまでの小中学校給食における内部被ばく量について
→H24.1.11~H28.11.11の内部被ばく量の累積
(市の回答)
小学校:0.009831mSV
中学校:0.01480mSV
開示された検査の詳細データから、1回の給食に
含まれる放射能量の平均値をWANにて算出すると
小学校:1.123Bq
中学校:1.699Bq となった。
これは、あくまで牛乳などの水分も含めた平均値であり、
一週間分の給食全品を混ぜて計測する、
現在の測定方法では仮に高濃度に汚染された食材が
使用されていても、その食品が何であったのかの特定は
困難であることを指摘。
よって、WANでは再度、「どの食品が危ないのか?」と
いうことがわかる形の検査(牛乳などの水分は混ぜない)を
要望しましたが、市長は従来の検査方法の変更には
否定的でした。
また、財政難を理由に検査の縮小を検討しているとの
話がありました。
2、給食食材の産地の事前公表について
→事務が煩雑になるので難しい
【結果】
今回の話し合いではWANの要望は
受け入れられませんでしたが、
市長は、今後も話し合いを続け子どもたちには
安全な給食を提供していきたいと
コメントしました。
*詳細につきましては、3月発行の
「原発といのちを考える会WANニュース第9号」に
掲載予定です。
市からの書面での回答は以下のファイル
「和秘第110号」を参照ください。
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